松下幸之助と言えば松下電器の創業者である。
※現パナソニック
今から10年前、この本が発行された頃に僕は無職になった。
一級建築士試験に何度も失敗した上に借金だけが残り、何もかも嫌になり、当時勤めてた建築設計事務所に居る意味が分からなくなってきたからだ。
表紙が染みだらけとなり、それだけの年月が経ったのだと感じる。
どこで買った本なのかはもう覚えていないが、間違いなくその時の自分に必要だからこの本に出逢えたのだと思う。
そしてこの本がきっかけで、ここから這い上がる!と決めた😃
自分の運命を生かすことが幸せだ
「飛行機に乗るのも、汽車に乗るのも、明日死ぬのも怖くない」
運命は決まっている。松下さんはそう教えてくれた。
その日その日を大事に生き、
「ああ、今日は自分ながらによくやったな」
と思える人が世の成功者なんだと。
「いま、ここ」の積み重ねがパナソニックを創ったし、何もなくなった当時の自分も、
「いま、ここ」を生きることにフォーカスできたからこそ、その結果として現在の自分がある。
勝って兜の緒を締めよ
常に自分のMAXをここまでやり続けたからこそ、思い通りの現実が今目の前に広がったのだと思う。
これからもそれを続けるつもりだし、それは死ぬまで終わらない。
それがまた楽しい。
しかし、本書の一部にこう記してあった。
人間というものは順調にいくと
世の中がアホに見えてくる。
10年前の自分ではなんの事だかさっぱり分からなかったが、今読み返すと、努力しないやつが悪い、
怠けて困るのは自業自得だ、と心のどこかで思っている自分がいると気がついた。
こう思えているってことは一つの分岐点なんだと思う。順調にきている時こそ、油断せずに兜の緒を締め直す!
そして今日も「いま、ここ」を懸命に生きる😃
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