守れなかった心の声

嘘だろ!?😱
書店でパッと表紙をみて正直に思った感想だ。

テレビで犯罪のニュースを見る度に、
世の中物騒だな…
いい大人が何をやっているんだ…
加害者がまさか未成年だとは…
などと思った人は多いだろう。

でも、なぜこんなことが?
と自分はその背景を追及したくなった。
この本で教えてくれたのは、実は彼らも被害者であったこと。

周りとは区別がつかないほど気付きにくい障害があり、
アイツは変だ!
勉強もできない!
協調性もない!
とイジメの対象にされてきてしまう。そしてそのまま大人になる。

"認知機能が弱っている"
と正しく理解されないままに…。

認知機能は言い換えれば想像力だと思う。

例えばお金を得るためには、
You Tubeをやる
会社に勤める
誰かから借りる
と考える人が大半だが、

認知機能が弱い、つまり想像する力が弱いと、強盗するという選択肢が生まれるてしまう。

強盗したらこの先どうなるか?を想像するのが難しいからだ。

バッタの足をちぎってはダメなのは、それをやっても誰も喜ばないから。
お花をちぎってもいいのは、花瓶にそれを飾れば誰かを笑顔にできるから。

その行動の先にはなにがあるのかを子供の頃から想像させ、その力をつけることが大事なのではないか。

犯罪そのものではなく、それらを取り巻く環境が憎い。彼らにも幸せになる権利はある。

どうしたの?

と気にかけてあげるだけで結果は違ってくる。

本当は一番守ってあげなければならない存在なんだから。

交番で警察官があくびをしているくらいが本当はちょうどいい。

外 あ そ び 探 検 隊

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