青年と哲人の対話形式で話が進んでいく本書「嫌われる勇気」
全く違う考えの二人が議論を交わしていく構成になっているのだが、どちらの視点を持った人でも楽しめると思う!
僕なりのこの本の見解は
「他者に嫌われてこそ一人前」
・人目が気になる
・劣等感が消えない
・幸せになれない
こんな悩みをもっている人も多いだろう🤔
何をやるにしても人目を気にしてしまうことは誰でも経験があるのではないか。
その本質は、
「人から認められることでしか自分の価値を認識できずにいて、嫌われるのを恐れている」
ってこと。
・親に誉められたいからいい大学に行く
・凄いと言われたいから無理していい車を買う
・世間体が気になるから結婚する
・周りが賛成するから就職する
など
本心でそう思い行動しているのなら問題ないが、他者の期待を満たすために行動しているのであれば、それは他者の人生を生きていいることになり、あなたの人生ではない。
結局行き着く先は、
あれ?自分なにしたいんだっけ?
である。残念な結果だ。
承認欲求が強い人は、常に他者から嫌われることに怯えている。
自分の人生を生きるには、承認欲求を捨てて嫌われてもいい!
と思うことが近道になる。
文章で書くとたった数行だが、この考えにシフトするには相当な訓練が必要になる。
自分にとってこれがいいんだ!これが正しい!と思うのは自分の課題であり、それに対して、
イイネ👍
ヨクナイネ…
と評価を下すのは他者の課題である。そしてその評価はまちまちだ。
他者の課題は自分ではコントロールできないしコントロールしようとするから苦しくなる。
それなら自分の課題だけに集中したらいい!
これは本当に日々のリハビリが必要で、現在僕も他者の課題には踏み入らないように意識している。
そしてもう一個大切なこと。
それは競争意識を無くすこと。
競争社会で生きている以上、無意識に競争に参加しちゃっているみなさん。
で…
一体誰と競争しているの?
相手を間違っていないか
?
競争相手は他者ではなく理想とする自分だ。
こんな風に、比べるのは他者ではなく、上にいる自分なのだ😃
僕は昨日の自分より今の自分が最高で、明日の自分より今の自分はクソだと思っている。
「こうなりたい」
と言った理想の自分が未来にいて、そうなるまで自分はクソだと思っている。
だから常に未来の自分と競争して最高の自分に日々仕上げていっている。そこに他者は関係ない。
他者は競争相手の敵ではなくみんな今の自分と戦っている仲間だ。
そんな仲間に自分はなにができるか?と言った他者貢献をすることで、自分の価値が初めて実感できるもの。
例えば、
家族に対して「誰の金で飯が食えてると思うんだ」と思うお父さんと、
「俺が稼いでいるから家族が豊なんだな」と思うお父さんでは、同じ収入であっても、明らかに後者のほうが他者貢献していると実感できるし、幸せそうに見える😀
同じ事象であっても、自分が幸せになるかならないかは、自分にかかっている。
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