なにか投資や不労所得の確立を推奨する内容だと思っていたが、そうではなかった。
この本が教えてくれたことは、本当の資産は自分の脳と時間であると言うこと。
みんな同じ脳、同じ24時間を与えられているのに、そこに経済格差が生じてしまうのは、それらの使い方が異なっているからだと気づいた。与えられているものが同じでも、使い方が異なれば結果が違ってくるのは当然だ。
20代の頃は家賃払うのもやっとでお金に苦労した経験がある。
でもそれは、自分が「貧乏脳」だったから、ちゃんと貧乏になれたと気づいた笑
だとするならば、
給料安い!
税金高い!
と周囲を批判するのは筋違いだし、思考停止していることになる。
まずはこの腐った自分のお金と時間に対する考え方を、きちんとアップデートすることが必要だ。
そこで僕は、誰かに積極的に贈り物をしようと考えた。
贈り物は、相手も喜ぶし自分も嬉しい気持ちになる。
お金の循環はまずこれが基本じゃないかな?
子供のころ、お手伝いをしたらお駄賃をもらったり、テストでいい点をとったらお駄賃をもらっていた。
決して悪いことではないが、お駄賃をもらうには、嫌な勉強、面倒なお手伝いをしなければならないと、子供ながらにして頭では理解していた。
その習慣と環境の中でそのまま大人になり、お金を貰うには、嫌なこと、面倒なことをしないと稼げないと言った思考が完成してしまう。
その結果、
仕事=嫌、面倒
と言った方程式ができあがってしまう。
だから僕は今こそ、人に喜んで貰うことは楽しいことだと改めて伝えたい。
どんな仕事でも、必ず誰かの役にたち、誰かのためになり、誰かが喜んでいる。
自分の普段の生活を俯瞰してみれば、これは容易に想像がつくだろう。
同じ仕事をしていて、
Aさんは「面倒だなー」と思い、Bさんは「これも〇〇の役に立っているんだよな~」と思っていたとしたら、モチベーションが高いのはBさんであるし、お金もBさんを好む。
モチベーションが高くなる仕事なんて最初からない。全ては自分次第。
無愛想な店員より、楽しそうにイキイキ接客してくれる店員から物を買いたくなる。
人に喜んで貰うことが先であり、お金は後から付いてくるもの。
どんな仕事にも当てはまる。
僕は、お金とはそう言うものだと考えていきたい。
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